FP目線での家創り④

おはようございます。

 

昨日までの3回までで収支のバランスを

検討する事で改善点が見つかったので

はないでしょうか。

 

今日は実際のケースを見てみましょう。

詳細な内容は〈こちらへ〉

上記は相談受けた時の住宅購入をした

場合の返済シュミレーションをしたものです。

注目してほしいのは緑色に塗りつぶして

いる貯蓄残高推移です。これがマイナス

だと貯金0、年間の収支がマイナスとなり

住宅ローンの返済が滞りことになります。

最悪の場合は住宅を手放す事につながります。

 

これをみてご本人様が一番驚いていた

かもしれません。銀行の方から融資金額を

聞いてその額で家を購入したら、現在から

5年程度は返済に無理はありませんが、

5年目以降は家を持ち続けれるか、手放す

かはみればわかりますよね。

 

なぜこのような事になるの?

それは前回までにお話したように

融資の相談の際に年収等から簡易的に

算出した「借りれる額」、

詳細な内容を確認して個別に算出した

「返済できる額」が異なるからです。

 

今回のケースは生活費や趣味などの

費用はそれほど多くないです。子供の

数が3名と平均より少し多いようですが、

その事が将来の支出増となり返済が

厳しい状況へと繋がったようです。

 

明日はこの改善について書いてみたいと

思います。