住宅の劣化軽減

おはようございます。

 

建物の寿命は長くなっていくと思いますが、

その為には建物に工夫が必要となります。

 

建物の地盤をしっかりしておく事も重要

ですが、建物の構造である柱・梁。その

地盤と柱の間の基礎・土台は日本の湿度の

高い状況、白蟻などの影響を受けやすいが

健全な状態を維持しなければなりません。

 

現在の参考となる基準として住宅性能評価が

ありますが、それを元にすると

 

土台

ヒノキ、ヒバ等を使用する。又は

K3相当以上の防腐・防蟻処理を行う。

外壁

通気構造そして外壁の軸組等では地盤からの

高さ1m以内については防腐・防蟻処理を行う。

浴室・脱衣室

ユニットバス又は防水上有効な仕上げを施す

地盤の防蟻

べた基礎又はその他有効な土壌処理をする

基礎の高さ

地面から基礎上端までの高さ40cm以上

床下換気

6cmのコンクリート敷設、厚さ0.1mm以上の防湿フィルム、

又はねこ土台等により換気を確保

 

※概要を書いておりますので、参考程度と

しておいて下さい。

 

仕事で20年以上経った建物の状態を見ること

がありますが、上階は雨漏り、蟻害、土台・基礎は

蟻害を特に注意して確認しています。

 

建物は雨・湿度に弱くそこから白蟻や菌が

繁殖して構造を駄目にしていきます。上記の

太字のしっかりした住宅だと劣化のスピードは

遅くなりますが定期的な検査は必要となります。

 

これから住宅を検討されている方は長く住める

お家の検討もしてみて下さいね。

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