構造用合板と筋交い

おはようございます。

 

先日、改修工事の現場で工事の方と

少しお話をしました。筋交いと構造用合板

についてですが、どちらが有利なのかとの

事です。

 

そもそもこの話になったのは、その現場の

工務店が標準仕様は筋交いで、構造用合板を

利用していないです。

 

構造用合板を利用するメリットとは何でしょうか?

私が思いつく分を書いておきます。

・筋交いよりねばり強い。接合箇所の釘本数が

多く、面で揺れ受けるのでで長い揺れ、強い揺れに

耐力がある。

・柱芯600から耐力壁としてできる。新築だけでなく

改修工事など、とりにく箇所にも工夫をすれば

耐力壁を設置しやすい。

・外周部の断熱処理がしやすい、断熱性能を確保

できる。筋交いの無い分、断熱材がしっかりと充填

でき家の断熱性能が向上

・気密性を確保できる。外部との隙間ができる可能性が

低くなる。(施工による部分もあります。)

 

構造用合板のデメリットとしては

・価格が少し高い

・内部結露の懸念あり(施工によります。)

 

構造は何よりバランスよく配置する事。外も中も

耐力壁を設置。極力、高倍率の耐力壁を使用

しない事が大事と思います。

 

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