耐震診断チェック

 

耐震診断チェックとは

建築物が地震や台風などに対して、どの程度耐力があるか、建築図面や現地調査により建物の柱、梁、耐力壁、筋交い、火打ち梁、材料などから現状での強さを確認して、それを現行の耐震基準と比較し、安全性を調べる事です。一般の方でも出来る物として

「誰でもできるわが家の耐震診断」

HP:http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/file/wagayare.pdf

合計点が7/10以下の方は下記の診断をする事をお勧めいたします。


●一般診断法

(財)日本建築防災協会が発行している「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法の事をしめします。既存建物の壁強さ・壁の配置・劣化度・柱と壁の接合部等を目視・非破壊検査にて調査します。早く、安く、お手軽に診断をする事でできます。

家の仕上げや天井・壁・床などをめくる行為は行いません。その為、調査が出来ない箇所や曖昧な箇所がある場合は安全側になるように診断をします。


●精密診断

上記の一般診断から一歩踏み込んで診断をします。仕上げの一部分を解体して、土台・筋交いなどの状態を検査するので、検査する人のより高度な建築に関する知識と経験が必要になります。家の検査結果もより精度の高い物を得られます。耐震改修工事の最終的な判断に利用するもので、耐震診断補強の設計をする元になる資料になります。